私の父が、明日、「端宝双光章」を受ける。
父の父も受けている。
親子2代での消防家族。
ただ、この2代で終わってしまった。
兄も自分も全く違う世界の職業で生きている。
子供の頃、父が夜中に電話一本で家から出掛けていた。
外からは、遠くの方でサイレンが聞こえていた。
雨の日だろうが、風の日だろうが、雪の日であろうが、台風であろうが・・・365日。
子供なので、今ではサイレンと電話の音の記憶しかないのだが・・・。
確かに、その記憶だけは、今でも鮮明に覚えている。
危険に自分の身をさらす仕事、到底、自分には出来ないと思う。
それを何十年と続ける。
”凄い”と形容してよいのか判らないけど・・・。
そんな父を誇りに思う。
この37年間と言うもの満足に「御礼」も言った事も無い。
でも、明日は心からお祝いを言いたいと思う。
そして、今月末の「お祝い会」では、心から盛大にお祝いをしたいと思う。
「お父さん、おめでとうございます。」